「所属13選手、全員掲載!」
吾輩はアシカである。
吾輩は名前の通り、いつも元気であるが、世の中には「世代、性別、境遇関係なく多くの方に元気をお届けしたい。」との熱い思いで突き進んでいる輩が居る。
『NPO法人 九州プロレス』
理事長 筑前りょう太 が率いるプロレス団体である。
旗揚げから10年、九州各地の高齢者施設や障がい者施設、児童養護施設や保育園など、今では年間160ヶ所を超える施設に元気をお届けしておる。
筑前りょう太。「九州ば元気にするバイ!」と声高らかに熱い思いを発信し続けておるが、その熱い思いは外に向けてのものだけではなかった。
ベースボールマガジン社が発行する「週刊プロレス」と言う雑誌があるのだが、その中でも年に一度発行される「プロレスラー選手名鑑」は選手達には特別の存在らしい。
筑前りょう太が九州に戻った年から名鑑からその名は消え、再び名鑑に登場するまでには5年を要したという。
本人の言葉を借りると・・「この5年が長くって。毎年この時期は、レスラーとしての自分の存在を正当化する為、名鑑そのものの存在を無視するしかありませんでした。」
それからは筑前りょう太、一人だけが掲載されるようになったのであるが、「何とか名鑑に所属選手を全員登場させたい!」
熱い思いは外に向けるだけではなかったのである
「『TAKAみちのく』が自分(達)にしてくれたように。」
熱い思いを持つ男は感謝の思いも忘れていなかった。
筑前りょう太。本当に吾輩を元気にしてくれる男である。感謝♪