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「2015 ドイツ研修③」 ~かかりつけのアシカ~

更新日:2024年5月3日

「ドイツで就職?」


吾輩はアシカである。


今日はドイツの病院で実技研修である。


「病院って・・、もしかして・・あれ?」


途轍もない大きな病院なのである。


「わ~! 大学病院時代を思い出すわ。あ~、ワクワクする~♪」


とてもさっきまで、「私、できるかな~」と不安がっていた同人物とは思えないのである。


メスなど、普通に手術室で使う最新の医療機器がズラリ・・・。


「これを使うのかぁ」・・圧倒されるのである。


とうとう、病院での本番さながらの実技研修が始まった。


ただし、ここでは、病院内での研修風景は患者さんのプライバシー保護の観点、ならびに、日本では医療行為と思われる内容が含まれるので画像の掲載は控えさせていただくことにする。


せめて、社員食堂での昼食を載せておこう♪


ドイツの医療スタッフから・・「カナコ ワ カンゴシダッタンデショ?」


「うん、大学病院の手術部だったよ♪」


カタカナで会話を表記するのも面倒くさいものである。


ここからは日本語に変換してお伝えしたい。


「ドイツではね、日本の看護師資格とポドロギー(足学)の課程認定があればすぐに働けるのよ♪ カナコ、ここの病院に就職しない? きっと、いい先生になるわよ♪」


積極的である。


「ここで2、3年ぐらい経験積むのもいいかも・・」


主の心が動いたのを吾輩は感じ取った。


「いい話だけど・・、日本で待ってるお客様がいっぱいいらっしゃるし・・」


どうする?加奈子。日本のお客様に向かって一言。


「帰らないんじゃないの?」


「安心してください。帰りますよ♪」



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